2016年12月14日水曜日

クリスマスディスプレー広尾編

クリスマスディスプレー広尾編

ヤッコマリカルド広尾店は有栖川公園入り口近くにある、路面店。
ヨーロッパの街角にあるような雰囲気のあるお店です。外国の方々も多く住んでいる広尾はお客様も海外の方々が多いのです。
小さい店舗のため、ディスプレーは銀座とは少し違う雰囲気です。
間口が狭い広尾店にはちょっと変わった雰囲気の吊るすツリーを用意しました。
 
一つ一つがピンタックのの6角形で出来ています。


こんな感じで出来上がりです。
ツリーの形を作るため、一つ一つをリングでつなぎ合わせてあります。

 中にも少しディスプレーしてみました。
ピンタックのオーナメントをかぎ針で毛糸と一緒に編み込み、ツタの葉をデコレーションしてみました。 

ヤッコマリカルドも来年は40年目を迎えます。
小さな輪から始まり、今は世界中のお客様に愛されているブランドになりました。
これからも小さい試みから大きくなるようにディスプレーなどにも力を入れていきたいと
考えています。
来年もよろしくお願い致します。

2016年12月3日土曜日

ヤッコマリカルド銀座本店のクリスマスデコレーション完成!

ヤッコマリカルド銀座本店クリスマス

お待たせしました。
銀座本店の今年のクリスマスディスプレー完了です。

今年のテーマは白
白はヤッコマリカルドでも大切な色。
ブラウスの白、パンツの白、ジャケットの白とヤッコマリカルドの春夏には欠かせない色ですが、冬の白は格別!

本店正面のクリスマスツリーは白のピンタックリボンと☆が輝き、
 天井を見上げるとピンタックのオーナメントが松ぼっくりなどのクリスマスらしい植物達と装飾されています。
 
階段を上がると大きなグリーンのオブジェが登場
実はグリーンのベアトップドレスに見立てた植栽を着たトルソーです。
 これには紫のピンタックオーナメントのアクセントを入れて、ウエストには大きなピンタックリボンをしています。
テール(裾)には紫系の大きなピンタックオーナメントをちりばめ、クリスマス感を出してみました。
2階に上がっていただくと、ウィンドーにはトルソーオブジェが登場
 シルクのピンタックトップスの下にはピンクのピンタックオーナメントを加えた植栽スカートです。

 フラワーながいさんとのコラボディスプレーです。


今回はピンタックブラウスの裁ち落としを利用して作ったヤッコマリカルドオリジナルテディベアの銀座本店限定販売も行っています。
是非クリスマスのプレゼントには世界にここにしかないテディベアです。

皆さん良いクリスマスをお迎え下さい。



2016年11月25日金曜日

新ブリラム工場の地鎮祭

新ブリラム工場について

少し前にタイ東北部にあるブリラム工場について書きました。
今日はその工場拡張を含めて新しい工場を建てる前に行われた日本でいう地鎮祭みたいな
セレモニーに様子をご紹介します。

地鎮祭の様子

祈りを込めて竣工する工場が無事に建つことを祈ります。
 日本と同じように仏教の国であるタイは日本よりも仏教信仰が深い国。セレモニーの装飾などは南国的ですが、このようなセレモニーが建つ前に行われます。


レイを杭に巻いてこの土地に感謝し、無事を祈ります。




右からナルモンさん、プラーさん、ワンペンさん、ユーピンさん、プライさん
上の写真に移っている人たちはヤッコマリカルドの服を作る上でとても大事な人々。
ユーピンさん、ワンペンさん、ナルモンさんは4人兄弟の3姉妹で、ヤッコマリカルドの工場をタイへ建てる時から一緒に仕事をした人々。ブリラム出身で現在ではナルモンさんは学校の校長先生をしているそうでが、昔は学校に通いながら、ノンタブリのメイン工場で働いていてもらった時期もあります。ユーピンさんは今でもブリラム工場で責任者をしてもらい、ワンペンさんはノンタブリメイン工場での縫製技術主任としてバリバリ働いてもらっています。

このように昔からヤッコマリカルドに関わりがある人材も今も尚、何かをするたびに集まり、応援をしていただいています。
来年の4月には新しいブリラム工場も完成します。
世界に広がるヤッコマリカルドは世界の人々に支えられ、商品が出来上がります。
また世界中のお客様からの支持を得て、今日のヤッコマリカルドがあり、これからのヤッコマリカルドがあるのです。
 







2016年11月22日火曜日

イベントシーズンの企画の仕事/クリスマスデコレーション

ヤッコマリカルドの企画では
イベントシーズンのデコレーション

ヤッコマリカルドの本部ではクリスマスディスプレーの準備をしています。
 タイの工場から裁ち落としの生地をもらって....全て白です。
去年は白をダイロンで染めて、色々な色のピンタックオーナメントを作りました。



今年は白で勝負です。白いピンタックのリボン作成に没頭


大きさを長方形に揃えます。

縦のピンタックの方が形をキープできます。

残りの端切れを使い中心をラッピング。リボンが完成

ゴムを裏につけてオーナメント完成です。
この形態で、1つのツリーにつき、120個のリボン。
アメリカから来たもみの木にピンタックリボンが

蝶が舞っているような感じです。
銀座本店にはこのように少しでもシーズンの雰囲気を楽しんでいただこうと裁ち落としの生地を使ってデコレーションなどを用意しています。

お店に入られた時のおもてなしの一環として行っています。
少しでもクリスマスの雰囲気を味わっていただきたいと思っています。
まだ装飾は1階部分のみ。これから2階もはじまります。
乞うご期待


2016年11月11日金曜日

特別なヤッコマリカルドのシルク工場

特別なヤッコマリカルドのシルク工場

ヤッコマリカルドの一つのキャラクターとして定着しているシルク。カジュアルダウンからオペラ鑑賞までこなすオールマイティーに対応できる素材として人気があります。

シルクにも色々ありますが、ヤッコマリカルドのシルクは特別です。
製品染めをする為に試行錯誤して出来上がったシルクなのです。
タイのコラート地方にあるシルク機やさん
 ほとんどの生地は先染めで作られていますが、ヤッコマリカルドの一つである製品染めは白で縫製をして洋服を丸ごと染め窯にいれて色を入れます。
白い縫製後の商品/これから色が入ります。
  その為、白で上がってきた生地のときには気づかなかった傷やセルシンの線などが染めた後に出てくることが前には多々あったのです。

ヤッコマリカルドの生地を作る為に使われている糸は5Aというランクの高い糸で、糸のランクは糸の太さのばらつき、節の多さ、強度、伸張度によって決まります。
とても良いシルクの生糸を使っているのです。
生糸の準備風景
 中国から仕入れられた糸を使い、まず機織りがはじまる前の準備をします。










経糸を織り機に巻準備をします。














経糸を張る作業をします。






 やっと織りはじめです。  





織り終わった生地はのり抜き作業がおこなわれます。



のり抜きの工場
のり抜き作業をするのは糸の強度をあげる為にのりを使用して、織っている最中に起こる糸切れやピリングを防ぐ役目があります。
しかしこののり抜きを しっかりとしないと染めた時にムラや縦や横に透明な線が出てしまうのです。
のり抜き工場全体
その行程を一緒に研究してもらい、タイの工場からも何度も足を運ぶことによって製品染めした時にそういった問題が出にくい素材になったのです。

最終的に検反作業が行われてタイのヤッコマリカルドの縫製工場へと到着するのです。

タイの縫製工場は今年で25年。四半世紀もの長い間、色々な研究を供に行い、機やさんも協力してくれるまでになりました。
今のヤッコマリカルドの商品があるのはこういった色々な人の努力からなるのです。一緒に考え、より良い商品の開発を目指し、取り組んでくれる日本以外の人々とのつながりを今も大事にしながら、共同制作をしています。

ヤッコマリカルドのコレクションは国、性別、色、環境を超えてより良いもの作りをしたいと願う人々が創り上げたもなのです。

ブランドの母体であるワイエムファッション研究所の社訓にもなっている
”我々はグローバルスタンスで運営します。”
とあります。グローバルに動き、共感出来る仲間を増やし、商品作りをし、販売をしていくという考えのもとブランドの今を考え、将来を構築しているのです。
 


2016年11月2日水曜日

ヤッコマリカルドを支えるタイ工場と環境

ヤッコマリカルドを支える工場と環境

ヤッコマリカルドの商品は70%近くがタイの自社工場で作られていますが、タイにはメインの工場とサブとしてブリラムという東北部にある街にもう一つの工場があります。
規模は総勢60人程度ですが、リピート、量産型を担っている工場です。
ブリラム工場の様子

 もとは...首都バンコク近くにあるメイン工場の立ち上げにいたワーカー達。ほとんどのワーカーはこのブリラムという街の出身で、
若い時から工場での縫製に携わってもらっていた人々が故郷へ帰り、仕事を続けたいという意思から工場をたてることになったのです。

 現在では立ち上げ時にいた人たちは結婚をし、子供が出来、子供たちも大きくなりましたが、いまだにスーパーバイザーやチームリーダーとしてこのブリラム工場で働いています。

ヤッコマリカルドの商品を作る人々は女性比率が高く、縫製に携わる人々は女性ばかり。こういったそれぞれの生活を考えて作られています。

ノンタブリ県にあるメイン工場には託児所ももうけられていて、ワーカー達が気兼ねなく仕事が出来る環境を完備しています。
ヤッコマリカルドタイ生産工場の託児所
託児所で預かっている子供達のお昼寝
ヤッコマリカルドの母体であるワイエムファッション研究所のメッセージに
"男性、女性、若者、老人、人種など、
その全ての枠を超えて人間の美しさと楽しさを想像し、
提案していきたい”
 とあります。個人の生活環境などは同じ国であっても違います。他国に至っては多様になるそれぞれの生活にあったことを出来る限りするということが大事だと思っています。

ヤッコマリカルドの服は色々な国の人々の手を通って店頭に並びます。
それぞれの立場や環境でも仕事ができるよう取り組み作られたシステムの上に生産されているのです。
 

2016年10月14日金曜日

RIP His Majesty 'King Bhumibol' from Yaccomaricard.

 タイ国王 プミポン国王崩御


昨晩タイのプミポン国王が崩御されました。
ヤッコマリカルドとタイのつながりは深く、25年もの長きに渡りヤッコマリカルドを支えてくれた国です。
タイの国民と国王はとても近い存在であり、遠い存在ですが、全ての国民から愛され、慕われ、尊敬されてた王でした。


タイ国王は民の手本となり、あらゆる活動をしてきた国民の父的存在です。

私たちヤッコマリカルドのタイ工場では玄関には国王の肖像画が飾られています。







タイの工場では黄色のポロシャツで王様への思いを表します。黄色は月曜日の色で、王様のお誕生曜日の色でもあります。プミポン国王の体調が優れないときなどは国民が黄色を着て早い回復を祈ったりします。

このようにタイ国民からの信頼があったプミポン国王。
70年間という長い時間を国民の為に費やしてきたプミポン国王

今は全ての国民が悲しさの中にいます。
ヤッコマリカルド銀座本店では今日一日プミポン国王に敬意を表し、全て黒のアウトフィットのディスプレーにしました。


プラユット暫定首相は厳粛に喪に服すとともに失意の中でもタイの発展の為に国民全員でがんばっていこうと述べたということです。

ヤッコマリカルドはタイの人々と同じように喪に服しますが、それ以上に供に力を合わせて多くの人から喜ばれる服を提供していきます。プミポン国王が築いてきた国、タイとの親睦も一層深く続いていくように努力したいと思います。

Rest in Peace His Majesty 'King Bhumibol'

2016年10月12日水曜日

手描き友禅の作家、碧三がヤッコマリカルドに描く

ヤッコマリカルドの17年春夏第一弾



ヤッコマリカルド、2017年のテーマはオリジンの再考です。
オリジンの再考とは起源を見つめ直す、ヤッコマリカルドの原点を見直すということです。
グローバルに視野を広げた世界各国のオリジンを考える。
 またヤッコマリカルドの歴史の中で現代への融合を出来る形を生み出すという壮大なテーマを持って取り組んでいます。

そして17年春夏は 「マイノリティークラフト」と題し世界の様々なフォークロアやクラフトの技術を現代的な感性で焼き直すシーズンです。

マイノリティークラフトとは伝統工芸やアルチザン的手作業、手工芸のことを具体的には差します。希少価値の高い技術などにフォーカスをおき、都会的な感性のミックスでヤッコマリカルドを表現します。


その第一弾が12月からはじまります。12月は友禅×シルク。友禅作家碧三の手描き友禅がヤッコマリカルド服に映えます。和×洋のクラフトのコラボレーション
碧三の工房での様子

こういった筆を駆使して描かれる手描き友禅


友禅の中でも独特の雰囲気を持つ手描き友禅とヤッコマリカルドのコラボレーションがテーマです。
1枚1枚に手描きをしてもらうことによる 特別感、着物などを連想しがちですが、そのゴージャスな雰囲気をヤッコマリカルドの服で再現。

シルクは絹の産地である福井の新井シルクさんの生地。
24匁の少し厚みがある絹100%。
防染処理をしていないため絵がのった時に色が淡くにじみ味のある仕上がりになっています。








梅:梅の木の大胆さと淡いにじみが買った花のミックスが服のキャンバスに手描きならではの雰囲気を出しています。



鳥:前身頃をキャンバスとした飛躍する鳥を描いた大胆な絵柄。


蘭鋳:全体に大きく描かれている金魚が大胆でインパクトがある図柄。


桃:桃の幹のしなやかさが半身全体に表現され、服全体の中でほんのりピンク色の桃の花がコントラストを醸し出しています。



アネモネ:植物の中でも色彩が豊でかわいらしい花が全体にちりばめられています。













17年春夏の第一弾はこのようなアーティサンと呼ばれる職人とのコラボレーションを皮切りに私たちが培ってきたテクニックなどをふんだんに使って、コレクションが構成されています。

銀座本店では友禅先行受注会を10月14日から18日に行います。

まだ冬前ですが、春夏も楽しみにしていてください。