2016年8月26日金曜日

裁ち落としで作る巾着


ヤッコマリカルドの巾着

裁ち落としで作る巾着

 
ヤッコマリカルドでは無駄にしないをモットーに小さいながらサスティナビリティーの一環として生地の使い方も研究しています。
 その一つが製品を作る行程で残ってしまう裁ち落とし(パターン通りに切ったあとに残る端切れ)
↑これはインド、チェナイの協力工場ででた裁ち落とし(端切れ)の山

このようにどれだけなくそうとしてもなかなかむずかしいのです。
そこで、私たちはこの端切れを使って、色々なことを考えます。
その一つが↓
 巾着です。そんなに大きいものではありませんが、ヤッコマリカルドらしい生地の雰囲気が出ていて、ちょっとした物入れに最高です。
タイ自社工場では勿論ですが、今回からインドの協力工場でもこの端切れを使った無駄にならないよう生地を使ってもらうことにしました。

端切れから巾着を作っている様子

端切れの山の整理中
このようにヤッコマリカルドでは出来る限りのサスティナビリティーを考えた商品の作り方、使う素材を大切にするということをしっかりと考えています。
 タイからはナイロンの端切れの色が送られてきました。さてこれからこの端切れが何に変わるでしょうか?乞うご期待。

ヤッコマリカルドと自分たちの回りからはじめられるサスティナビリティーの考え方はブランド創立以来、守られてきたことであり、今も日々、企画全体で考えていることなのです。
皆様の手にお届けするノベルティーなどはこのようにして各国の同じ考えを持っている工場の協力のもと出来上がっているのです。


2016年8月24日水曜日

タイで作られたヤッコマリカルドのダウン

ヤッコマリカルドのダウンコレクション

8月も残すところ1週間ちょっとなりました。
ずいぶん涼しくなりましたね。東京は台風が過ぎ、ぐっと過ごしやすくなったような気がしています。

9月は秋の雰囲気満載のヤッコマリカルド、ダウンについて書いてみることにしました。

ヤッコマリカルドのダウンは特徴的なピンタックを施したブランドらしさが良く出ているコレクションです。


ロングコートとショートコートとベストの3点です。ヤッコマリカルドでははじめてピンタックダウンを出します。


企画の段階で、中国、日本、タイと色々な場所でダウンを作ることをトライアルしてみました。それぞれの国で、良かったところ、悪かったところなどありましたが、最終的には
タイで生産することにしたのです。
タイにはヤッコマリカルド専用の工場があります。そこで、1本、1本縫われている自社工場ピンタックをこのコートにはいれたくて、タイにしました。


 こんな感じのダウンを作っているとはわからないような工場です。
場所は東北部のウドンタニにある工場です。
ウドンタニは古い歴史建造物が多い場所で、イーサン地方特有の仏教建築様式などが見られる場所。



 ダウンは羽毛を扱うこともあり、設備が整っている工場でしか作ることができません。
この工場は主に輸出用ダウンとコートを縫製している工場です。
工場内の様子

 今回ヤッコマリカルドのダウンはピンタックの縫製だけは自社工場で行い、生地としてピンタックの施してあるナイロンをダウン工場へパターンと一緒に渡して、最終縫製までをしてもらいました。





ヤッコマリカルドのダウンコートの最終行程をしている様子です。


ダウンコートは何層にもなっているため、縫製も特別です。







 このようにして、タイの国の中でのコラボレーションで出来上がったヤッコマリカルドのダウンコレクション。一人一人の手が一つずつ仕上げているのです。

はじめての試みだったダウン企画。とてもヤッコマリカルドらしい大人の雰囲気のあるダウンに仕上がっています。9月と10月で展開予定。
是非、タイの技術が詰まったヤッコマリカルドらしいコートに手を通してみてください。

2016年8月17日水曜日

企画部屋/サンプル、生地保管室

ご無沙汰してしまいました。

 今日はヤッコマリカルドの中枢である、サンプル、生地保管場所をご紹介します。
サンプルは最新のサンプル(今だと17年春夏のサンプルになりますが)から過去のサンプルまで多様にあります。またそれと同時に過去のパターンの縫製仕様書なども全て保管されている場所です。39年続いていると資料も膨大ですが、今はCAD化が進んでいるため、パターンはデータ管理されています。
過去のものは青焼きで保管してあるものもあります。
過去のサンプルは形のサンプルとしてとってあるものもあります。全てではありませんが、
ヤッコマリカルドは過去の財産があるブランド、色々と役にたつのです。過去の資料があることは心強い限り。

 またサンプル反は皆様の手元に届く前に20mから50mぐらいまでの生地を用意して、サンプル作成をする為に用意するもの。最終的には商品にならなかった生地もあるのです。

生地は摩擦、耐光、ピリングなどの検査を経て、素材として採用されて、商品になります。
 この反物は海外用サンプルを作る為にも使用されて、使い切ります。
またトワル↓(形だしをするためのシーチングで作ったサンプル)にも使用されます。素材によって落ち感、ハリ感、重さなども違います。そのため一部分で使ってみることによって、習性を理解し、パターンに反映させるのです。
このように商品になる前の生地から検査を経て、サンプルが生産に入り、商品に変わっていきます。まだこの後、工場へ入り、サンプル作成と行程分析などを経て、商品へ変わっていく頃には半年以上たってしまっているのです。
たくさんの人の手を介して出来上がってくるヤッコマリカルドの商品は考え抜かれ、デザイン性も高く、いつもお客様の遊び心を表に出す力を手助けする商品になります。