2016年10月14日金曜日

RIP His Majesty 'King Bhumibol' from Yaccomaricard.

 タイ国王 プミポン国王崩御


昨晩タイのプミポン国王が崩御されました。
ヤッコマリカルドとタイのつながりは深く、25年もの長きに渡りヤッコマリカルドを支えてくれた国です。
タイの国民と国王はとても近い存在であり、遠い存在ですが、全ての国民から愛され、慕われ、尊敬されてた王でした。


タイ国王は民の手本となり、あらゆる活動をしてきた国民の父的存在です。

私たちヤッコマリカルドのタイ工場では玄関には国王の肖像画が飾られています。







タイの工場では黄色のポロシャツで王様への思いを表します。黄色は月曜日の色で、王様のお誕生曜日の色でもあります。プミポン国王の体調が優れないときなどは国民が黄色を着て早い回復を祈ったりします。

このようにタイ国民からの信頼があったプミポン国王。
70年間という長い時間を国民の為に費やしてきたプミポン国王

今は全ての国民が悲しさの中にいます。
ヤッコマリカルド銀座本店では今日一日プミポン国王に敬意を表し、全て黒のアウトフィットのディスプレーにしました。


プラユット暫定首相は厳粛に喪に服すとともに失意の中でもタイの発展の為に国民全員でがんばっていこうと述べたということです。

ヤッコマリカルドはタイの人々と同じように喪に服しますが、それ以上に供に力を合わせて多くの人から喜ばれる服を提供していきます。プミポン国王が築いてきた国、タイとの親睦も一層深く続いていくように努力したいと思います。

Rest in Peace His Majesty 'King Bhumibol'

2016年10月12日水曜日

手描き友禅の作家、碧三がヤッコマリカルドに描く

ヤッコマリカルドの17年春夏第一弾



ヤッコマリカルド、2017年のテーマはオリジンの再考です。
オリジンの再考とは起源を見つめ直す、ヤッコマリカルドの原点を見直すということです。
グローバルに視野を広げた世界各国のオリジンを考える。
 またヤッコマリカルドの歴史の中で現代への融合を出来る形を生み出すという壮大なテーマを持って取り組んでいます。

そして17年春夏は 「マイノリティークラフト」と題し世界の様々なフォークロアやクラフトの技術を現代的な感性で焼き直すシーズンです。

マイノリティークラフトとは伝統工芸やアルチザン的手作業、手工芸のことを具体的には差します。希少価値の高い技術などにフォーカスをおき、都会的な感性のミックスでヤッコマリカルドを表現します。


その第一弾が12月からはじまります。12月は友禅×シルク。友禅作家碧三の手描き友禅がヤッコマリカルド服に映えます。和×洋のクラフトのコラボレーション
碧三の工房での様子

こういった筆を駆使して描かれる手描き友禅


友禅の中でも独特の雰囲気を持つ手描き友禅とヤッコマリカルドのコラボレーションがテーマです。
1枚1枚に手描きをしてもらうことによる 特別感、着物などを連想しがちですが、そのゴージャスな雰囲気をヤッコマリカルドの服で再現。

シルクは絹の産地である福井の新井シルクさんの生地。
24匁の少し厚みがある絹100%。
防染処理をしていないため絵がのった時に色が淡くにじみ味のある仕上がりになっています。








梅:梅の木の大胆さと淡いにじみが買った花のミックスが服のキャンバスに手描きならではの雰囲気を出しています。



鳥:前身頃をキャンバスとした飛躍する鳥を描いた大胆な絵柄。


蘭鋳:全体に大きく描かれている金魚が大胆でインパクトがある図柄。


桃:桃の幹のしなやかさが半身全体に表現され、服全体の中でほんのりピンク色の桃の花がコントラストを醸し出しています。



アネモネ:植物の中でも色彩が豊でかわいらしい花が全体にちりばめられています。













17年春夏の第一弾はこのようなアーティサンと呼ばれる職人とのコラボレーションを皮切りに私たちが培ってきたテクニックなどをふんだんに使って、コレクションが構成されています。

銀座本店では友禅先行受注会を10月14日から18日に行います。

まだ冬前ですが、春夏も楽しみにしていてください。

2016年10月7日金曜日

生地を求めて...

ヤッコマリカルド=グローバルスタンス

 

 


コレクションを作るには素材集めからはじまります。
その素材探しの模様、インド編を少しご紹介します。

インドは日本の何倍もの大きさの国土をもち、元々違う国だったことから言語、文化、気候なども変わってきます。その為にインドは素材の宝庫とされています。

産地の特徴があり、日本でも尾州、桐生など多々ありますが、インドの場合はエリアによって違います。

北インドはウール、レーヨン、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維と手織りシルクなどの生産がメインです。南インドは綿関係とシルク全般という感じになります。


ヤッコマリカルドでも北インドではウール素材、



最近の定番になっているインドリネンはコルカッタの200年続いているという紡績工場で生産しています。
(2016年春夏のインドリネンで作られたパンツ)







2016年春夏、 インドリネンで作られたワンピース(前中心にピンタックを施してある、シンプルなデザインが特徴)



今回はニューデリーの繊維街で、素材探しをはじめました。ニューデリーはマーケット規模も大きく、インド全体から素材が集まる場所であり、小売りなので、気になる素材をピックアップするには最適です。50cmから購入可能で、新しい素材のアイデアを得るには一番役に立つのです。
生地以外にも付属の専門店などもあります。



その他アーメダバッドの旧市街でには紡績、生地問屋を訪問。
アーメダバッドはデリーとは違い、小売り対応(少ないメーター数での取引)なく、何百ヤードでの取引がメインです。そういった経緯から長いおつきあいの場所が多くあります。


こういったインド国内を動き、ヤッコマリカルドの素材は選ばれています。南から北へ移動しただけでインドでは言語も違うため、言葉の問題が起きたりすることもあります。

ヤッコマリカルドのインド生産はそういった問題をクリアしながら、特性を生かし、信頼関係を築き上げて体制を作りあげ今に至るのです。


ヤッコマリカルドの商品は色々な国で生産されたものですが、その国や風土、習慣などにも対応しながら、生産されています。

ヤッコマリカルドの母体であるワイエムファッショ研究所のモットーの中に日本で生きる、アジアで生きる、世界で生きるとありますが、これはグローバルスタンスで物事を考え、フレキシブルに対応しながら商品開発をし、日本だけではなく、海外での販売経路ということです。

ヤッコマリカルドはグローバルに活動している中で商品が開発され、販売されているのです。