2016年11月25日金曜日

新ブリラム工場の地鎮祭

新ブリラム工場について

少し前にタイ東北部にあるブリラム工場について書きました。
今日はその工場拡張を含めて新しい工場を建てる前に行われた日本でいう地鎮祭みたいな
セレモニーに様子をご紹介します。

地鎮祭の様子

祈りを込めて竣工する工場が無事に建つことを祈ります。
 日本と同じように仏教の国であるタイは日本よりも仏教信仰が深い国。セレモニーの装飾などは南国的ですが、このようなセレモニーが建つ前に行われます。


レイを杭に巻いてこの土地に感謝し、無事を祈ります。




右からナルモンさん、プラーさん、ワンペンさん、ユーピンさん、プライさん
上の写真に移っている人たちはヤッコマリカルドの服を作る上でとても大事な人々。
ユーピンさん、ワンペンさん、ナルモンさんは4人兄弟の3姉妹で、ヤッコマリカルドの工場をタイへ建てる時から一緒に仕事をした人々。ブリラム出身で現在ではナルモンさんは学校の校長先生をしているそうでが、昔は学校に通いながら、ノンタブリのメイン工場で働いていてもらった時期もあります。ユーピンさんは今でもブリラム工場で責任者をしてもらい、ワンペンさんはノンタブリメイン工場での縫製技術主任としてバリバリ働いてもらっています。

このように昔からヤッコマリカルドに関わりがある人材も今も尚、何かをするたびに集まり、応援をしていただいています。
来年の4月には新しいブリラム工場も完成します。
世界に広がるヤッコマリカルドは世界の人々に支えられ、商品が出来上がります。
また世界中のお客様からの支持を得て、今日のヤッコマリカルドがあり、これからのヤッコマリカルドがあるのです。
 







2016年11月22日火曜日

イベントシーズンの企画の仕事/クリスマスデコレーション

ヤッコマリカルドの企画では
イベントシーズンのデコレーション

ヤッコマリカルドの本部ではクリスマスディスプレーの準備をしています。
 タイの工場から裁ち落としの生地をもらって....全て白です。
去年は白をダイロンで染めて、色々な色のピンタックオーナメントを作りました。



今年は白で勝負です。白いピンタックのリボン作成に没頭


大きさを長方形に揃えます。

縦のピンタックの方が形をキープできます。

残りの端切れを使い中心をラッピング。リボンが完成

ゴムを裏につけてオーナメント完成です。
この形態で、1つのツリーにつき、120個のリボン。
アメリカから来たもみの木にピンタックリボンが

蝶が舞っているような感じです。
銀座本店にはこのように少しでもシーズンの雰囲気を楽しんでいただこうと裁ち落としの生地を使ってデコレーションなどを用意しています。

お店に入られた時のおもてなしの一環として行っています。
少しでもクリスマスの雰囲気を味わっていただきたいと思っています。
まだ装飾は1階部分のみ。これから2階もはじまります。
乞うご期待


2016年11月11日金曜日

特別なヤッコマリカルドのシルク工場

特別なヤッコマリカルドのシルク工場

ヤッコマリカルドの一つのキャラクターとして定着しているシルク。カジュアルダウンからオペラ鑑賞までこなすオールマイティーに対応できる素材として人気があります。

シルクにも色々ありますが、ヤッコマリカルドのシルクは特別です。
製品染めをする為に試行錯誤して出来上がったシルクなのです。
タイのコラート地方にあるシルク機やさん
 ほとんどの生地は先染めで作られていますが、ヤッコマリカルドの一つである製品染めは白で縫製をして洋服を丸ごと染め窯にいれて色を入れます。
白い縫製後の商品/これから色が入ります。
  その為、白で上がってきた生地のときには気づかなかった傷やセルシンの線などが染めた後に出てくることが前には多々あったのです。

ヤッコマリカルドの生地を作る為に使われている糸は5Aというランクの高い糸で、糸のランクは糸の太さのばらつき、節の多さ、強度、伸張度によって決まります。
とても良いシルクの生糸を使っているのです。
生糸の準備風景
 中国から仕入れられた糸を使い、まず機織りがはじまる前の準備をします。










経糸を織り機に巻準備をします。














経糸を張る作業をします。






 やっと織りはじめです。  





織り終わった生地はのり抜き作業がおこなわれます。



のり抜きの工場
のり抜き作業をするのは糸の強度をあげる為にのりを使用して、織っている最中に起こる糸切れやピリングを防ぐ役目があります。
しかしこののり抜きを しっかりとしないと染めた時にムラや縦や横に透明な線が出てしまうのです。
のり抜き工場全体
その行程を一緒に研究してもらい、タイの工場からも何度も足を運ぶことによって製品染めした時にそういった問題が出にくい素材になったのです。

最終的に検反作業が行われてタイのヤッコマリカルドの縫製工場へと到着するのです。

タイの縫製工場は今年で25年。四半世紀もの長い間、色々な研究を供に行い、機やさんも協力してくれるまでになりました。
今のヤッコマリカルドの商品があるのはこういった色々な人の努力からなるのです。一緒に考え、より良い商品の開発を目指し、取り組んでくれる日本以外の人々とのつながりを今も大事にしながら、共同制作をしています。

ヤッコマリカルドのコレクションは国、性別、色、環境を超えてより良いもの作りをしたいと願う人々が創り上げたもなのです。

ブランドの母体であるワイエムファッション研究所の社訓にもなっている
”我々はグローバルスタンスで運営します。”
とあります。グローバルに動き、共感出来る仲間を増やし、商品作りをし、販売をしていくという考えのもとブランドの今を考え、将来を構築しているのです。
 


2016年11月2日水曜日

ヤッコマリカルドを支えるタイ工場と環境

ヤッコマリカルドを支える工場と環境

ヤッコマリカルドの商品は70%近くがタイの自社工場で作られていますが、タイにはメインの工場とサブとしてブリラムという東北部にある街にもう一つの工場があります。
規模は総勢60人程度ですが、リピート、量産型を担っている工場です。
ブリラム工場の様子

 もとは...首都バンコク近くにあるメイン工場の立ち上げにいたワーカー達。ほとんどのワーカーはこのブリラムという街の出身で、
若い時から工場での縫製に携わってもらっていた人々が故郷へ帰り、仕事を続けたいという意思から工場をたてることになったのです。

 現在では立ち上げ時にいた人たちは結婚をし、子供が出来、子供たちも大きくなりましたが、いまだにスーパーバイザーやチームリーダーとしてこのブリラム工場で働いています。

ヤッコマリカルドの商品を作る人々は女性比率が高く、縫製に携わる人々は女性ばかり。こういったそれぞれの生活を考えて作られています。

ノンタブリ県にあるメイン工場には託児所ももうけられていて、ワーカー達が気兼ねなく仕事が出来る環境を完備しています。
ヤッコマリカルドタイ生産工場の託児所
託児所で預かっている子供達のお昼寝
ヤッコマリカルドの母体であるワイエムファッション研究所のメッセージに
"男性、女性、若者、老人、人種など、
その全ての枠を超えて人間の美しさと楽しさを想像し、
提案していきたい”
 とあります。個人の生活環境などは同じ国であっても違います。他国に至っては多様になるそれぞれの生活にあったことを出来る限りするということが大事だと思っています。

ヤッコマリカルドの服は色々な国の人々の手を通って店頭に並びます。
それぞれの立場や環境でも仕事ができるよう取り組み作られたシステムの上に生産されているのです。